展開住宅

 

計画地周辺の北沢の町並みは、豊かな緑に囲われ、小 さなスケールの住宅が密集しています。道路幅員は狭 く、高低差があり、コンクリートの基壇上に木造住宅が 連なる風景が拡がっています。

私たちの提案は、町並みの一部として調和を図りな がら、計画地の特徴でもある段差を建物内に引き込 み、スキップヴォイドで空間を構成することです。 コンパクトな正方形の平面計画としながら、小さな 空間が上下左右に連続し、家族のふれあいが持ちやす く、日常生活の物語が実空間に展開されるようなイメ ージで豊かな住空間を提供します。

11種類の空間が程よい距離感で連続し、個室のプ ライバシーを保ちつつ、住み手の生活スタイルに合わ せてフレキシブルに変化する住宅です。南側隣地に大 きな住宅があることを考慮し、トップライトを設け、室内 全体に均一的に光を届けます。外部からのプライバシ ーや室内温熱環境を考慮し、開口率をなるべく低く抑 えながら均一的に開口部を設けることで、心地よい光 と風を室内に提供します。住み手が自由な使い方を楽 しめる計画とし、時代や家族構成の変化にともない、時 間をかけて成熟していく住宅を目指しました。 

 

 

プロジェクト概要:

クライアント|

延べ面積|100m2

計画地|東京

用途|住宅

状況|コンペティション

 

Unfolding House

 

Kitazawa is in the Setagaya ward of Tokyo, synonymous with lush green planting and small scaled houses of small young families. The site is particularly narrow on a steep slope, which make it difficult for a normal house development to be built.

However these conditions afford an opportunity to create a stepping circulation that gently unfolds, interlocking, descending and ascend- ing into a series of spaces. Within a ubiquitous wooden structural grid, mezzanines are created such that every room relates to each other as well as with the exterior landscape. The house unfolds into seemingly infinite relations of domestic space. 

 

 

Project Facts: Client|Private

Area |100 sqm

Location | Tokyo, Japan

Program | Private Housing

Status | Competition